令和5年度研究協議会(産業教育に関する講演会)を開催しました。

令和5年5月26日(金) 15:10~16:40 守口文化センター 研修室におきまして、令和5年度総会に引き続き研究協議会(産業教育に関する講演会)を開催しました。
講師は、当協会会長で、東洋紡株式会社相談役 坂元龍三様です。
講演テーマは、「Society 5.0 for SDGs  実業教育の未来を考える」。

坂元会長様は、6年間当協会の会長を勤めて頂きました。
東洋紡株式会社の経営者、トップとしてご活躍されるとともに、経済団体の中での委員会活動等を通じ、企業経営についてのご研究を進めておられます。

講演は、
1東洋紡株式会社概要
2資本主義経済と企業価値
3実業教育について考える
4実業教育へのインパクト(まとめ) というSectionにとりまとめスライドを利用し進められました。
特に、株主資本主義により顕在化した課題を解消すべく、伝統的日本経営への見直し、働き方改革(Work&Lifeのバランス)、さらには、人的投資の強化、ゼロカーボンの取り組みや気候変動への影響を踏まえた企業社会の改善の必要性について十分理解できました。


また、講演後は、「実業教育へのインパクト」に話題を絞り、企業、大学、高等学校等の参加者から現実の状況をふまえたご意見をいただくことができました。まさに産官学の交流の場にもなりました。
坂元会長様はじめ、意見交換にご協力くださいました皆様ありがとうございました。
なお、講演内容につきましては、冊子としてとりまとめ、会員の皆様にお渡しいたします。