令和6年度 研究協議会(第2回産業教育に関する講演会)を開催しました。
12月11日(水)大阪実業教育協会と大阪産業教育振興協議会の主催により、大阪府教育センター 第7研修室において「令和6年度 研究協議会(第2回産業教育に関する講演会)」を開催しました。
今回の研究協議会のテーマは、「企業等の社会資源を活用した探究的な学びを通じて育まれる力」で、会員各校のキャリア指導・職業指導の充実を図るための一助になることを目的としました。
また、2時間の枠を最大限に活かし、講演、報告、質疑応答・意見交換、指導講評といった内容を充実させました。
開会に際し、大阪実業教教育協会常務理事の常翔学園理事 川田裕様よりご挨拶をいただきました。
まず、「実業系高校になぜPBLが必要とされるのか」をテーマに常翔学園理事の川田 裕 様にご講演いただきました。
そして、府立農芸高等学校 浦 展諭 校長先生、府立今宮工科高等学校 阿部 政之 校長先生、府立大阪ビジネスフロンティア高等学校 堀内 泉 校長先生より、「企業と連携した探究的な学びとその成果」をテーマに学校での実践についてご報告いただきました。
その後、講演や報告にもとづき、川田裕様のコーディネートにより質疑応答・意見交換に発展させ、さらに大阪府教育庁高校改革課 指導主事 橋詰五百騎様より指導講評をいただきました。
ご存じのように、終身雇用からジョブ型雇用への変化、多様な働き方の導入等、働く環境が大きく変化している中、専門高校で学ぶ生徒たちはどのような力を身に付ければよいのかが大きな課題となっています。
今回の研究協議会を通じ、大学・専門高校での企業等との連携による学習の成果を共有でき、専門校においては、あらためて、自らが課題を見つけ解決する探究活動やPBL(課題解決型学習)の重要性が確認することができました。
大変有意な場となりました。
挨拶
講演
報告
質疑応答・意見交換
指導講評