園芸高校生徒研究発表会に参加しました。

11月10日(日)池田市の園芸高校創立記念祭において生徒研究発表会が開催され、大阪実業教育協会より審査員として参加しました。
この生徒研究発表会は、生徒たちが各学科での課題研究や農業クラブ活動を通じた研究活動の成果をとりまとめ発表するもので、文部科学省のSSH(スーパーサイエンスハイスクール)事業の研究成果を継承するものです。
発表会場である会議室には、発表生徒の友人や家族などをはじめ、創立記念祭の多くの来場者が集まりました。
審査員は、主には農業系や環境系などの大学の先生、化学や製薬関係の会社の方々など、多岐にわたります。
今年度は、32の研究グループが3つの時間帯に分かれ発表に臨みました。
生徒たちは、研究成果をAOサイズのポスター1枚にまとめ、審査員の先生方や来場者に5~10分程度で発表し、質問に答えていきます。
発表者の中には、一定の研究成果を取りまとめることができた3年生に加え、研究途上の1年生や2年生も含まれており、今後の研究活動への期待が高まります。
学習指導要領の柱として、「知識・技術」に加え、「思考・判断・表現」「主体的に学習に取り組む態度」が掲げられ、探求的な学習の必要性がクローズアップされています。
このような意味において、園芸高校の生徒研究発表会は大きな意義があると確信できました。