住友電気工業株式会社 伊丹製作所を見学しました。
令和7年10月29日(水) 住友電気工業株式会社 伊丹製作所を見学しました。
当協会では、毎年、この時期に企業や工場の見学研修会を実施しており、今回、会員高校を中心に15名が参加しました。
住友電気工業様は、当協会の役員会社でもあり、大阪府の産業教育振興に対しましてご理解とご支援をいただいています。
住友電気工業は、約400年前、別子銅山での銅の精錬が起源とされており、銅電線の製造技術をもとに、「環境エネルギー事業」「情報通信事業」「自動車事業」「エレクトロニクス事業」「産業素材事業」の5つの事業分野から構成されています。
今回、見学した伊丹市製作所は、主に「産業素材事業」を担っておられます。
見学研修としましては、まず、研究ホールにて会社全体のの説明を受け、その後、2つのグループに分かれ、工場や様々な施設を見学させていただきました。
加工工場では、金属の切削のための最新のレーザー加工機などが配備され、そのほとんどがロボット化されていることにより、少ない従業員で効率的に生産されていました。
また、高性能の電子顕微鏡を配備した研究開発などについて伺うこともできました。
特に、社員教育に力を注がれており、研修施設を充実させ、技術研修生として多くの技術者を養成されていることを知りました。
さらに、充実した社員食堂など福利厚生、施設の屋上緑化や太陽光の採光、ユニバーサルデザインなど、企業としての「五方よし」の精神が根付いていることを実感いたしました。







