令和6年度 専門高校教員実技講習会を開催しました。
8月8日(木) 「AIを用いた画像認識と生成AIの活用」をテーマに
昨年度に引き続き大阪国際工科専門職大学(大阪市北区梅田3-3-12)を会場に
令和6年度専門高校教員実技講習会を開催しました。
まず、午前の部の実技講習では、情報工学科准教授 中田尚先生より、
Google Colab を使った画像認識について学びました。
①AI(人工知能)に関する基礎知識
「AI の進化」「AI が出来ることと出来ないこと」「画像認識の仕組み」
②Google Colab の環境設定
「Google アカウントの準備・設定」
③手書き数字の画像認識
「撮影(用紙に書いた数字を PC カメラで撮影)」
「ラベリング(撮影した画像にラベルを付与する)」
「学習(撮影し、ラベリングされたデータを AI に学習させる)」
午後の部のワークショップでは、情報工学科准教授 中川悠先生より
グループごとのワークショップを通じ「生成 AI の最新事情に触れる!学べる!120分!」について楽しく学ぶことができました。
各グループでは、実際に生成AIを利用し作詞・作曲にもチャンレジしました。
①AI の進化についての話題提供
②進化する画像生成
③音楽も動画も作れる時代に/歌詞を創作する
④音楽も動画も作れる時代に/音楽を創作する
⑤【ディスカッション】高校生にとっての生成 AI の危険性とは?
最後に、工科学部 学部長で情報工学科 教授 味戸克裕先生より、
①AI に代表されるテクノロジーの最新社会活用事例
②テクノロジーが支える未来社会について
の講義とともに本日の講習会のまとめをしていただきました。
今回、講師としてお世話になった3人の先生方は、研究機関や民間企業などの第一線で活躍されてきた実務家教員であり、まさに最新のAI事情について教えていただきました。
また、高校現場でも利用できる内容も扱っていただき、とても有意義な講習会となりました。
お世話になりました大阪国際工科専門職大学の先生方に心よりお礼申し上げます。